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昔格ゲーの大会に出た時の話(怒)

最近オビスケと話していて昔格ゲーの大会に出た時の話を思い出したので少し書いてみようと思います。

もう20年以上前の事になると思いますが、当時ストリートファイターの最新作はスト3サードストライクでした。私が初めてちゃんとやり込んだ格ゲーでした。格ゲーは初代のスト2から遊んでいましたし、その後ネオジオCDを購入したりしてSNKにドハマりしていくのですが、対戦をしっかり詰めていったのはサードが初だったのです。

その頃の私は高校の同級生5人程で行動していました。レベルの差はあれど全員格ゲーがプレイ出来るという集団でした。偶然だったのか年代的なものだったのかは分かりませんがとにかくそんな感じでした。

その中で格ゲーが強い2人が私とTでした。皆格ゲーはそれなりに好きだったのですが、長い事やっていると結局この2人だけが残り延々2人だけの対戦が続くという流れになっていました。

その頃は昼から学校に行き夕方からゲーセンに集まり、ゲーセンが閉まると私の家に集まってKOFを延々朝までやるという流れでした。朝になると「流石に学校行かなきゃ単位がヤバくなるよな…」という感じで解散し、昼まで寝て学校に行ったり行かなかったり…(高校は定時制で単位制だった)

夕方になるとゲーセンに行き以下延々繰り返し。そんな状態だったのでゲーセンの床で寝る事もしばしば。キツかったし別に何もしてないんだけどそれだけで楽しかったりしたものでした。

これだけ格ゲー漬けだったのでさぞ強かったんだろうと思われるかも知れませんが、その頃は分析力、知識、対戦するための金等々が全く無かったため全然強くなりませんでした。全然強くなかったけど地方だったためか周りのレベルもそんなに高くなく、それなりに勝てました。ゲーセンでも中の上くらいはあったように思います。

スト6でマスターとかになれなくて、でも何が自分に足りてないかも分からず延々プレイするだけみたいな人が結構いたりすると思いますが、当時の自分もまあそんな感じだったと思います。強くはなりたいけどそれ以上に対戦自体が楽しかったので延々やっちゃうんですよね。気持ちはわかるぞ!

ゲーセン巡りもTと2人だけで行く事が多くなっていました。そんな時にサードの大会が開かれるという情報を入手しました。当然出るのもこの2人。

この頃は既にゲーセン衰退への道が始まっていたため、人が減り始めていました。人がいなくてなかなか対戦が出来ないという事が増えていました。そんな時に開かれた大会はびっくりするくらい人が集まりました。多分30人位は居たと思います。衰退が始まった地方のゲーセンではこれでもかなり多い方でした。

私の1回戦目の相手は小太りメガネのオロ使い。彼はサードをメインでやっていたわけでは無かったのでたいして強くはありませんでした(マブカプ2の人だったはず)。この相手なら1回戦突破は余裕だな…と思っていたのを覚えています。私のキャラは迅雷ケン。

あまり覚えていないのですが多分緊張していたのでしょう。試合は全く良いところなくミス連発でアッサリ負けました。普段ならまずミスる事も無いコアコア迅雷の確認を2回位ミスりました。1回目は実況の人も「おおーっと、漏らしてしまったかぁ!?」という感じで盛り上げてくれましたが、2回目のミスではもうただの下手な人扱いになっていた気がします…

ヒット確認ミスは血の気が引く瞬間…

Tはなんか知らんけど2回位は勝っていた気がします。普段の対戦では知らない人が入って来て勝つ度に緊張して吐きそうになっている彼ですが(吐きそうになりながら10連勝とかする)、こういった土壇場ではなぜか力を発揮してくるのです。

まあそんな散々な結果ではありましたがその頃もう1つ大会に出ていました。そちらはガチ勢が集まる小さなゲーセンでした。そこでは15人位が集まった大会だったと思います。レベルの高い店だったのであまり勝てるとは思っていなかったのですが、終わってみれば3位だか4位でした(曖昧)。

この時はまことを使って何回か勝ちました。まこと使いがその地域ではあまりいなかったので、ただ単に対策出来ていなかっただけだったのでしょう。

そして賞品としてガロスぺのTシャツを貰いました。ガロスぺのイラストが印刷された箱に入っていました。コレクターグッズとして未開封のまま大事に取っておこう…と決めました。ゲームの大会に出てゲームの賞品が貰えてとても嬉しかったです。

このガロスぺのTシャツを私の部屋のタンスにしまっておきました。このタンスは私の服も入っていましたがちょっとした雑貨を入れたりもしていたのです。そこに大事にしまっておきました。

ある日気が付くとそのガロスぺのTシャツは箱から出されてタンスにしまわれていました。箱はありませんでした。オビスケがこんな事をするはずが無いので犯人は母しかいません。

私は怒りに震えましたが母には何を言っても無駄…という諦めの心境でした。その事で母に何か言ったかどうかはもう覚えていません。ただただ悲しくむなしいだけでした…

ネットで検索してもそのTシャツは出て来ませんでした…
今持っていればレアだったのかも…泣

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